プリザーブドフラワーとは、水を与えなくても、新鮮な生花のような瑞々しい美しさを長期間保つお花の事。もとは、1991年にフランスのヴェルモント社が特許保存技術を発表して、フローラルデザイナーたちが利用したことにより広まったと言われており、割と最近の技術です。

日本でもこれまでに、プレゼントやギフトに、また室内や店内ディスプレイ用にと、人気を博してきました。近年では、長期間管理できる事から、仏花としての需要も獲得。更に最近では、中国でも需要の高まりを見せています。

中国南部に、香格里拉（シャングリラ）、桃源郷（ユートピア）とよばれ大変美しく観光でも人気の高い、雲南省という地域があります。温暖で環境もよいため、多くの品種の花が育ちやすく、理想により近い花農園が営める事でも知られています。

弊社もこの地に専属の花農園と契約。徹底した品質管理のもと、美しく咲いた花を即座にプリザーブドフラワーに加工。弊社と農園の二人三脚による技術の向上には余念がなく、現在では技術力の向上により、ヨーロッパの輸出品質の基準をクリア。中国国内はもとより、保存がきくため日本へも欧州へも、多く輸出させていただいております。

特に近年は、ギフトのみならず、2～3年は枯れない（使用可能な）ため、仏花として出荷も大変多くございます。購入時のコストは、若干割高ですが、買い替えまでの時間が長いため、結果としてコストメリットが非常に高く、かつ不在時の対応が手軽な事から、大変な人気を得ています。